2006年06月10日
江戸時代のビール
キリンビール名古屋工場で企画された「復元された江戸時代のビールを飲もう!キャンペーン」http://www.kirin.co.jp/about/brewery/factory/nagoya/sakigake/index.htmlに応募してなんと当選!5万通の応募の中から50人が貴重な体験ができるのだ(^▽^)/これで今年の運は使い果たしたかな?^^午後1時30分に最寄の駅に来た送迎バスに乗り名古屋工場へ。綺麗なお姉さんの説明で工場見学。麦汁の試飲などがあって、いよいよ目的の江戸時代のビールの試飲。と思ったらここでビールの歴史から始まるうんちくの講義。早く飲みたいよ~日本で初めてビールを醸造したのは江戸時代後期。長崎・出島のオランダ商館長だったヘンドリック・ドゥーフがオランダ語で書かれた家庭百貨辞典を参考に母国を思い出しながら醸造したのだそうだ。その際ビールの決め手となるホップが手に入らず、丁子(香辛料)http://www4.ocn.ne.jp/~yuubana/newpage19.htmを代用して作ったらしい。日本人で初めてビールを醸造したのが蘭学者・川本幸民。彼は日本が鎖国から開国へ向かう幕末に、オランダ語で書かれた化学の本を参考に、化学実験のひとつとしてビールの醸造を試みたそうだ。そして明治初期、横浜に初めてビール醸造所を開設したのが、アメリカ人のビール醸造家ウィリアム・コープランドだ。1870年コープランドのビールは大瓶1本20銭。その後1888年キリンビールの大瓶が発売され大瓶1本18銭。これは当時の一般労働者の日給と同額だそうだ。今で言えば高級な洋酒といったイメージだろうか?その後1907年にキリンビールが創立。(創立以前からビールを醸造していたと言うこと?)来年で創立100周年を迎えるそうだ。戦時中の配給の時代を経て、1954年には大瓶1本125円。この時代牛乳15円、もりそばが20円。ようやく庶民にも手が届く値段になる。そして1960年電気冷蔵庫の普及によって爆発的に広まって行ったのだ。その2年後の1962年東京オリンピック開催の年に、名古屋工場が建設されビールの大量消費時代へと向かうのだった。こういった長~いうんちくを聞いた後にお待たせしました、ようやくビールの試飲。まずは江戸時代にドゥーフが作ったと言うホップの代わりに丁子を香辛料に使った江戸時代のビールから。なんかあんまり泡が立ってない。見学のときに試飲した麦汁に丁子の香りをつけたような感じ。はっきり言ってマズイ・・・(+д+)次に出てきたのが明治時代のビール。こちらは今のビールとほとんど変わらない。少し苦味が強いかも?最後に出てきたのが昭和のビール。これは今のラガービールそのもの^^やっぱこれが一番σ◇(・_・;)ゴクゴク・・・プハァ(^д^)ウマィ。その後当時のオランダ料理のボートル煮や焼き豚、ラーグー、カーネルクラウ、味噌串かつ、から揚げ、焼きそばなど豪華なおつまみで、3種類の中のお好みのビールをお代わり自由に飲み放題(^▽^)/抽選会のイベントなどで盛り上がりました。そしてなっ、なんと抽選会で嫁さんがキリンラガービールFIFAワールドカップ応援缶1ケースを当ててしまったのです。楽しい時間はあっという間に終わり、後ろ髪を引かれる思いで帰りのバスに乗った。お土産がまたたくさんあって、ビール酵母入りのポルトガル伝来の南蛮菓子「マルボーロ」に氷結の白ブドウ、赤ブドウ、バレンシアオレンジ、白桃の4本パック。こんがり玄米茶とうまみ緑茶で割ったお茶のチューハイ400mlペット各1本。これが一人ずつ配られた。2人で参加してるので2倍だ(^▽^)/大満足の一日でした。そして、な、な、なんと、イベントの取材に○○テレビが来てて、夕方の地方のニュースのところでその模様が放送されたのだ(^▽^)/隣の奥様がインタビューされているところが放送されていた。私は?というとチラッっとほんの数秒、カメラがパンする時に映っていた^^しっかり録画しました^^

Posted by 管理人h at 21:00│Comments(0)