乙事主
成人の日の8日、朝から雨。
連休最終日天気がよければ下の息子と
グランドで野球でもしようかと言っていたんですが
それも出来なのでビデオでも見ようということになり
猪年ということで久々に「もののけ姫」を見た。
もののけ姫に出てくる乙事主は猪の守り神。
エボシ御前の放った鉛玉を受けてタタリ神になった
ナゴの守の敵を討つため猪を率いて人間に戦いを挑むが
見事に玉砕する。その騒動にアシタカ、もののけ姫
モロ一族(山犬)しし神などがかかわってくるのだが
主役は乙事主なのである。
その縮図は現代にも反映され、
昨日も実際に猪が人間を襲って射殺されたという
ニュースが流れていた。
いつの時代でも人間は他の生き物や神までも
ないがしろにしてしまう行為を繰り返してきている
「ともに生きる」・・・・
ラストシーンでアシタカがサン(もののけ姫)に言った
台詞が、今の人間たちにどれくらい届いただろうか?
成人の日、少し考えさせられました。